俳優デビューのスガシカオ 共演者の絶賛の嵐に「もう、やめてえ」

[ 2017年7月31日 21:22 ]

WOWOW「プラージュ」の完成披露試写会で舞台挨拶を行った(左から)星野源、石田ゆり子、スガシカオ、中村ゆり、吉田康弘監督
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 歌手で俳優の星野源(36)が31日、主演するWOWOWの連続ドラマW「プラージュ〜訳ありばかりのシェアハウス〜」(8月12日スタート、毎週土曜後10・00)の第1話完成披露試写会で、共演の石田ゆり子(47)、仲里依紗(27)らとともに舞台あいさつに立った。

 星野は、泥酔した揚げ句に覚せい剤を打たれ逮捕、執行猶予が付き帰宅した自宅は火事で焼失と踏んだり蹴ったりの人生を送り、前科者や心に闇を抱えた人々が暮らすシェアハウスに転がり込む吉村貴生役で、「おバカですよね」と自ちょう気味。「これからもどんどんいろんな目に遭って、貴生がどう変わるのかを見届けて」と話した。

 シェアハウスのオーナー・朝田潤子に扮する石田は、「(最終回の)5話まで通して見て、グッと胸が詰まった。細やかに丁寧に愛情が詰め込まれた素晴らしい作品。潤子さんは母性の塊のような人で、私は足元にも及ばない。こんな人になりたいと思いました」としみじみ。そんな姿に、星野が「そんなことないですよ」とさりげなくフォローした。

 シェアハウスの住人で、殺人の容疑をかけられながら無罪を訴え再審中の加藤友樹を演じる歌手のスガシカオ(51)は俳優デビュー作。「源ちゃんにセリフの覚え方を教えてもらい、石田さんには振り向き方を教えてもらい、何とか迷惑をかけないようにやりましたが、怖くてまだ見られていない」と苦笑い。それでも、「返ってくるものが大きくて有意義な仕事になった。この後、役者の仕事があるわけではないので、2があったら呼んでください。張り切ってやります」と意欲をのぞかせた。

 シンガーとしては後輩に当たる星野は、「言えないけれど、5話のスガさんはすごいですから。そのためにもWOWOWに加入して」と勧誘込みで絶賛。石田も、「スガさんが初めてお芝居をしています。素敵です。カメラの数で芝居を変えた方がいいかなど、いろいろ聞いてくださった。私にはそんな器用なことはできません」と褒めたたえ、スガは「もう、やめてえ」と照れまくっていた。

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