「ひよっこ」第17週平均は21・1% 自己最高を更新!島谷との別れ、父との再会

[ 2017年7月31日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロインを務める有村架純
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 女優の有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月〜土曜前8・00)の第17週(24〜29日)の平均視聴率は21・1%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが31日、分かった。第13週の20・6%を上回り、自己最高をマークした。第17週は、みね子(有村)と島谷(竹内涼真)の切ない別れ、高子(佐藤仁美)の結婚報告、みね子と行方不明だった父・実(沢村一樹)の再会が描かれるなど、波乱万丈の展開。物語の盛り上がりとともに、好調な数字を叩き出した。

 週間平均は第1週=19・4%、第2週=19・2%、第3週=19・3%、第4週=19・1%、第5週=18・2%、第6週=19・6%、第7週=19・8%、第8週=19・3%、第9週=19・1%、第10週=19・2%、第11週=19・6%、第12週=19・8%、第13週=20・6%、第14週=20・4%、第15週=19・9%、第16週=20・5%と推移。

 各日の番組平均は24日=20・5%、25日=21・0%、26日=22・2%(自己最高)、27日=22・0%、28日=20・2%、29日=20・5%。20日から自己最長を更新する9話連続大台突破となった。

 第11週からヒロインが働く東京・赤坂の洋食屋「すずふり亭」、アパート「あかね荘」が主舞台になり、ザ・ビートルズ来日を描くなど物語はさらに躍動。視聴率は序盤こそ苦戦したものの、折り返し地点を過ぎ、好調に推移している。

 東京五輪が開催された1964年から始まり、東京に出稼ぎに行ったものの、行方不明になった父を捜すため、集団就職で上京する谷田部みね子(有村)の姿を描く。“金の卵”が自らの殻を破り、成長していく波乱万丈の青春記で、幸せな家族を取り戻す大冒険を繰り広げる。

 朝ドラ通算96作目。脚本は「イグアナの娘」「最後から二番目の恋」などで知られる岡田惠和氏(58)によるオリジナル作品。朝ドラは「ちゅらさん」「おひさま」に続く3作目。演出は黒崎博、田中正の両氏。語りは元女子マラソン五輪代表の増田明美氏(53)。主題歌「若い広場」は桑田佳祐(61)が書き下ろした。9月30日まで全156話。

 第17週は「運命のひと」。島谷(竹内)は実家の経営難から縁談を勧められるが、みね子(有村)に相談できずにいた。一方、高子(佐藤)の元にはたびたび贈り物が届くように。贈り主は高子に思いを寄せる意外な男性だった。ある日、みね子はすずふり亭の常連客であるテレビ局のプロデューサーから懇願され、急きょコマーシャルに出演することに。テレビ局に付いていって説明を受けるが、用意されたセリフはみね子にはつらいもので…という展開だった。

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2017年7月31日のニュース