小西真奈美 撮影から6年経ての主演映画公開に感激「いい映画だなあ」

[ 2016年12月15日 19:45 ]

映画「トマトのしずく」の試写会で舞台あいさつを行った小西真奈美
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 女優の小西真奈美(38)と俳優の吉沢悠(38)が15日、都内で行われた「トマトのしずく」(監督榊英雄、来年1月14日公開)の試写会で舞台あいさつに立った。

 撮影は2010年だが公開する機会に恵まれず、昨年の「お蔵出し映画祭」でグランプリと観客賞をダブル受賞して道が開けた作品。小西は、「脚本が本当に素晴らしく、すぐにやりたいと思った。あらためて見ても、自分で出ていながらいい映画だなあと思える。観客賞は、たくさんの方の心に届いたということだからうれしかった」と満面の笑みを浮かべた。

 疎遠になった父親と再会した娘が、その愛の深さに気づくまでを丁寧につむぐ物語。父親は石橋蓮司(75)が演じており、小西は「怖い方だったらどうしようと思ったけれど、すごく優しくてチャーミングな方。父親の何ともいえない切なさにすごく感動して、映画を見ていて抱きしめたい気持ちになりました」とうれしそうに話した。

 一方、小西の夫役の吉沢も、「家族の話なのでどなたでも共感できる部分があるし、僕の妻が父親と確執があったので感情移入しやすかった」と説明。そして、「監督が要所要所で絶対に公開させるからと言っていた情熱が公開にこぎつけた。6年、熟成させたと思うと感慨深い」と感激の面持ちだった。

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