高校野球大好き芸人、甲子園初のお笑いライブ 一塁側ブルペンで

[ 2016年12月15日 06:15 ]

(左から)代走みつくに、MBS森本栄浩アナ、かみじょうたけし
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 甲子園歴史館が企画するトークライブが来年1月28日、甲子園球場一塁側ブルペンで開催される。松竹芸能所属のお笑い芸人・かみじょうたけし(38)、代走みつくに(42)、元日本テレビアナウンサーのタレント・上田まりえ(30)、MBS森本栄浩アナウンサー(55)が出演。同歴史館によると、同球場90年以上の歴史で、室内ブルペンでのお笑い芸人のトークライブは初の試みだ。

 当日はかみじょう、みつくに、上田の3人が1日限定で同歴史館の広報部員に就任する。かみじょうはABC系「アメトーーク!」の“高校野球大好き芸人”としてブレーク。高校野球一番の思い出は「(09年夏の)中京大中京−日本文理の決勝戦」だという。

 この年の春、新潟県代表・日本文理の当時のエース伊藤直輝投手の父と飲み屋で知り合って応援をスタート。夏に再会して決勝戦もアルプス席で応援した。「4−10で負けた9回2死。帰る人もいましたが、そこからあの伝説をつくりました」。5点を返す猛追も及ばず日本文理が9−10で敗れたが、その後も新潟から米を贈ってくれるなど交流は続く。トークイベントでは「有名校の監督のモノマネなどをやります」と意気込む。

 みつくには現在も同歴史館でアルバイトをしており、ビールの売り子も15年間経験。「一番の思い出は松坂がノーヒットノーランを達成した98年夏の決勝戦。開門が早く、試合開始前にビールが200杯も売れました」と明かした。イベントでは来春センバツの第89回大会にちなみ「89個の高校野球ギャグをやります」と鼻息も荒い。また、司会の森本アナは「アナウンサーで一番高校野球を愛している」と豪語。特技は有名校の校歌を歌えることで、先日もMBS系「ちちんぷいぷい」(月〜金曜後1・55)で好きな校歌ベスト3を発表。イベント当日も「校歌、歌いましょう」と意気込んでいる。

 参加者は200人の予定。希望者は15日から同歴史館ホームページで応募できる。

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