ベッキーがLINEのCMに起用されたワケ 「大切な人に挨拶」がコンセプト

[ 2016年12月15日 14:55 ]

<無料通信アプリ「LINE」年末年始キャンペーン発表会>ゲストで登場したベッキー
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 タレントのベッキー(32)が15日、都内で行われた無料通信アプリ「LINE」の年末年始キャンペーン発表会に登場。ことし世間を騒がせたロックバンド、ゲスの極み乙女。のボーカル、川谷絵音(28)との不倫騒動で、大いに注目を集めた「LINE」の発表会とあって、会場には多くの報道陣が集結した。

 ベッキーは同社立ち上げ当時の5年前の初CM以来5年ぶりの出演。同社の枡田取締役は「5周年を迎えるにあたり、功労者であるベッキーさんにご協力いただきたいと思っており、タイミングを図っていた。キャンペーンが大切な人に挨拶をするというコンセプトだったので、LINEとして大切な人はベッキーさんだとオファーをした。ベッキーさんの今後の活動のきっかけになれば」と起用理由を説明。

 1月の騒動時はLINEでのやり取りの流出がクローズアップされていたこともあり、イベント冒頭から「今回はありがとうございます。因縁だと言われていますけど大丈夫ですか?」と自虐コメントを繰り出しつつも「凄く驚いたんですけど、本当にありがたい話なのでぜひにと。応援していますという気持ちが嬉しかった。たくさんご迷惑おかけしたはずなのにそれでもお話いただいたのがありがたい」と渦中での起用に深く感謝した。

 久しぶりの都内でのイベントとあって、会場には88社148人(ムービーカメラ54台、スチルカメラ26台)という多くの報道陣が詰めかけた。そんな報道陣を前に「ちょっと緊張してます」とこぼすほど、最後まで緊張が溶けなかったベッキー。

 騒動前と変わらず、CM撮影の秘話やお年玉、キャンペーンの内容など軽快にトークを展開する一方、途中、MCに「緊張してうまくしゃべれていない気がするんですけど、大丈夫ですか?」と投げかけ、不安をのぞかせるシーンも。年末年始の予定については「ここ最近はお仕事がありがたいことにいただいていて、収録が入っています」と順調に仕事が増えていることも示唆した。

 厳しかった1年を振り返り、「お仕事をいただけることの大きさを感じた」と何度も繰り返し、周囲への「感謝の気持ち」を強調したベッキー。報道陣からの問いかけにもしっかりと立ち止まり、誠実に対応するなど、「再出発」をアピールしていた。

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