高知東生氏 俳優復帰へ「まずはVシネ」20代新恋人に支えられ

[ 2016年12月15日 09:00 ]

高知東生氏
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 元俳優の高知東生氏(51)が9月、覚せい剤取締法違反(所持、使用)罪で懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡された。判決後、姿が捉えられることはほとんどなかったが、周辺を探ると意外な事実が判明した。新しい恋人の存在が浮上したのだ。飲食店に勤務する20代の美女という。知人は「新しい交際相手と言っていいのではないか」と話している。別の知人は「その女性は、食事を作るなど高知氏を生活面でも支えているようだ。一緒に生活しているんじゃないのかな」と明かす。

 高知氏の薬物事件は衝撃的だった。元妻で女優・高島礼子(52)の実父を介護する理由で芸能界を引退したとされた後、1年足らずで逮捕。しかも現場には愛人がいた。5月にエステ店をオープンして新たな道を歩み始めたとみられた直後だった。

 高島とは“おしどり夫婦”として知られていただけに、別の女性と“シャブセックス”を続けていたという事実はショッキングで、高島への深い同情と、妻を裏切った高知氏に批判の声が上がった。公判では「別れた女房に迷惑を掛けた。覚醒剤の恐ろしさを知った」と反省の弁を述べた。

 仕事の付き合いがあった芸能関係者が、高知氏の口説き術を証言する。「横から聞いていても照れくさくなるような“今まで会った中で君が一番”みたいな言葉を簡単に言える。じっと目を見つめながら言われると女性もホロッとなるんでしょう」

 高島に代わる心の支えを得たのが大きかったのだろうか。高知氏は「俳優に復帰したい。まずはVシネマに出演できれば」と周囲に意欲を見せている。過去にVシネマへの出演経験があり、コネクションがあるのも事実。ただVシネマのプロデューサーの一人は「この業界の収入源は現在、レンタル店かCS放送が大半。販売網にタレントのイメージを重視する上場企業が数多く関係しているため、高知氏の出演は厳しい」と指摘する。

 別の映像関係者は「ヤクザ系実録作品ならば」と話す。“ヤクザもの”はセルDVDの収益も大きく、企画に自由が利くためだ。とはいえ同関係者も「あまりにもダーティーなイメージが強いため、常識的にはもう少し冷却期間を置かないと難しいでしょう」としている。一方で逮捕から営業していないエステ店に、再開に向けて動きがあるとの話もある。

 高島は以前より痩せたものの、関係者によると「最近は笑顔で仕事に精を出している」という。高知氏は、私生活では新恋人を得ても、俳優業で収入を得るまでの道のりは険しそうだ。

 ▼高知東生氏覚せい剤取締法違反事件 6月24日、横浜市内のホテルで女性と覚醒剤などを使用し現行犯逮捕された。それを受け、妻の高島礼子が同30日にドラマの撮影中だった京都で涙の謝罪会見を開く。7月29日の保釈の際には「(高島に)早く会いたい」と未練をのぞかせたが、8月1日に離婚が成立した。同31日の初公判では20歳の時から薬物を使用していたことを明らかにして、世間を驚かせた。9月15日に懲役2年、執行猶予4年の判決を受けた。

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