成瀬國晴選 タイガース川柳大賞

◆成瀬 國晴(なるせ・くにはる)
1936年大阪市生まれ。イラストレーターとして、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、商業デザインなど幅広い分野で活躍。レポーター、番組司会者、コメンテーターとしての顔も持つ。 日本漫画家協会会員。大阪府知事文化功労者表彰。第24回上方お笑い大賞審査員特別賞受賞。2007年大阪市市民表彰(文化功労者部門)、関西ディレクター大賞・特別賞受賞。
成瀬國晴HP【naasanillust.mond.jp

タイガース川柳2022(4月第2週 週間賞)

[ 2022年4月12日 08:00 ]

 <週間賞>
本塁打 輝も輝く LED
    (兵庫県神戸市 味地 明子)

 <佳作>
スアレスの ごとくユアレス 出番待つ
    (大阪府大阪市 後藤 憲之)

二年ぶり あの高山の 再生打
    (三重県伊賀市 平井 哲夫)

好投の ガンケル次は 野手が打つ
    (兵庫県西宮市 やぶちゃん)

負けてから 強うなるんや タイガース
    (香川県高松市 島田 章平)

 【講評】

 選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)

 虎が聖地に帰ってきた。

 スタンド解放を待ちかねた大観衆3万7408人も帰ってきて甲子園球場は生き返った。

 そんな中、いきなり佐藤輝選手の今季1号2ランが球場をひっくり返した。踊る光、喜ぶ大観衆……。

 さすが、味地明子さんの見付けはLEDと輝輝お立ち台と、鋭い。

 新しいLEDカクテル光線の中で西勇輝が無四球完封でDeNAを抑え、佐藤輝選手の一発が今季初白星を生んだ。

 家貧しうして出てきた孝子は湯浅投手だ。

 6日のDeNA戦と8日の広島戦で続けてホールドを付け、去年までいたスアレス投手にちなんでユアレスとニックネームをもらったが、後藤憲之さんの期待も大きい。

 新人王を獲ってから静かだった高山選手が2年ぶりに昇格し、代打でいきなり健在ぶりを見せてくれた9日の広島戦。

 平井哲夫さん、再生打は良かったね。

 10日の広島戦でのガンケル投手は、本塁打こそマクブルーム選手に打たれたが、あとは7回無四球の好投だった。

 やぶちゃん、0点では勝てないよなぁ。

 9回1死三塁で佐藤輝選手か大山選手に一発が出ていればねー。
 島田章平さん、ごもっとも、ごもっとも……。

 さあ、今日からは中日戦だ。

 やってもらいましょう。見せていただきましょう。

 みなさん、応援よろしくお願いします。

 ▽応募方法 〒530―8278 スポーツニッポン新聞社報道部「タイガース川柳」係。メールの場合はyakyuu-o@sponichi.co.jp、ファクスの場合は(電)06(6346)8574まで。〒住所、氏名、年齢を記入のこと。次回は4月17日必着。掲載は19日。

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