阪神・岩貞 再昇格へ焦りなし「シーズンしっかり投げられるように」動作解析で不調の原因も把握

[ 2024年3月13日 20:26 ]

ノックを受ける岩貞(撮影・後藤 大輝)
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 阪神・岩貞が、再昇格へ意気込みを口にした。キャンプ終盤から状態が上がらず、9日のヤクルト戦(甲子園)で1回3失点と結果を残せず11日から2軍に合流していた。

 「ストレートを投げる時の感覚で、フォームと腕の振りがあってなくて。キャンプの前半はめちゃく良かったけど、後半からそうなってきて」

 自身の感覚とフォームのズレをすりあわせるため「頼れるとこに頼って」とすでに動作解析などを行って原因は検証済み。キャンプの投げ込みで土台は作っているだけに「あとは感覚の調整」と実戦登板で復調を図っていく。過去2年は開幕1軍入りを逃しながらいずれのシーズンも50試合以上に登板。3年ぶりの開幕1軍を諦めてはいないが、プロ11年目には焦りもない。

 「開幕するまでは1軍、2軍もないし、シーズンしっかり投げられるように。今はやるべきことをやるだけです」。ブルペンの精神的支柱でもある背番号14が、逆襲へ再出発を切った。(遠藤 礼)

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