ソフトB板東は出遅れ取り戻す4回無失点 石川も上々 競争激化に小久保監督「じっくり考えます」

[ 2024年3月13日 06:00 ]

オープン戦   ソフトバンク3-2巨人 ( 2024年3月12日    鹿児島 )

<ソ・巨>2番手で登板した板東(撮影・岡田 丈靖)
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 開幕ローテーション入りを目指すソフトバンクの板東が、12日の巨人戦に2番手として登板。4イニングを無安打無失点に抑えた。前回の先発から中3日でのマウンドだった。変化球ではフォークをテーマに4三振を奪った。

 キャンプでは思うような投球ができず出遅れていた。140キロ台前半だった直球の出力は物足りなさも感じているが、開幕も迫ってきている中で今は打者との勝負に専念している。「そこばかり意識しすぎてしまうとスピードガンとの勝負になってしまう。この状況でどう戦うかを意識してやれている。球速が戻った時に生きてくるかなと思う」

 小久保監督は「6人の先発で回す予定で限られた枠なので。そのへんが伝わってきますね」と評価。先発した石川とともに「限られてる枠なので。倉野コーチとじっくり考えます」と話した。

 《石川もOP戦初登板で上々》石川がオープン戦初登板で4イニングを4安打2失点に抑えた。4回に萩尾に2ランを浴びたものの無四球でテンポよく投げ込んだ。キャンプ終盤に右前腕部の張りで調整が遅れていた。開幕ローテーション入りに向けては「開幕に1軍で投げるか、投げないかは(首脳陣に)決めていただくことなので。自分は一試合一試合、出た課題をつぶしていくだけ。そこに集中していきたい」と話した。

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