昨季パ2冠の近藤健介 出塁率、長打率、得点圏打率もリーグトップ それでも「一番良かったのは…」

[ 2024年3月9日 20:34 ]

ソフトバンク・近藤健介

 ソフトバンクの近藤健介外野手(30)が9日に生放送されたニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース」(土曜後5・50)の収録部分に出演。昨季の個人成績について「一番良かった」と感じることを明かした。

 この日は「我がチーム、これができたら優勝だ!」をテーマに巨人ファンのビビる大木(49)、中日ファンの宮下純一(40)、ソフトバンクファンのカンニング竹山(52)、ロッテファンの倉持明日香(34)が集結する予定になっていたが、竹山が体調不良により欠席。それでも同局の煙山光紀アナウンサー(61)を進行役に70分間に渡って楽しくトークバトルした。

 そのなかで、侍ジャパン関連のインタビューに登場した近藤。前編の今回は、2023年シーズンを振り返った。

 日本ハムからソフトバンクにFA移籍し、いきなり本塁打&打点のパ・リーグ2冠王に輝いた近藤。だが、昨季の個人成績について聞かれると「一番良かったのは143試合出れたってこと」とプロ12年目で初の全試合出場を果たしたことを挙げた。

 「僕のなかで、やったこともなかったですし。ケガなく出れたっていうのは自信になりますね」。

 3冠王にもあと一歩で、出塁率、長打率、得点圏打率もリーグトップ。4度目のベストナインに加え、守備の名手に贈られるゴールデン・グラブ賞も初受賞した。

 ゴールデン・グラブについては「無縁の賞だと思ってたんで。獲りたいっていうよりはまさかっていう感じではありましけど」と謙遜しつつ「ホント獲れてうれしかったなと思います」と喜びを語った。

 世界一に輝いた昨年3月のWBCからいい流れに乗ってシーズンに入れたという印象があると言われると「いい意味で切り替えやすかった」と近藤。「WBCに比べたら…っていうのは常に思ってましたけどね」と日の丸を背負い、とんでもない緊張感のなかで戦い抜いた経験がシーズンに生きたと回想していた。
 

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