76年ぶり出場の田辺は「強豪」星稜と初戦 昨秋、市和歌山、智弁和歌山を連破した勝負強さを甲子園でも

[ 2024年3月9日 04:45 ]

組み合わせが決まり握手する田辺・山本主将(左)と星稜・芦硲主将 (撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 76年ぶりに春の聖地に立つ田辺は、昨秋神宮大会優勝の星稜と対戦する。

 21世紀枠出場校の白星は21年具志川商(沖縄)以来遠ざかる中、山本結翔主将(3年)は「秋の日本一になった相手ですけど、臆することなく全力で立ち向かっていきたい」と腹をくくった。

 強豪校にも屈しない勝負強さを兼ね備えている。昨秋の和歌山大会では、強豪の市和歌山、智弁和歌山を連破して準優勝まで駆け上がった。

 最速139キロのエース右腕・寺西邦右(3年)や長打力が自慢の4番・山本陣世(3年)ら投打の軸を中心に戦力は充実。田中格監督は「相手がどこでも平常心で戦えるのが特徴。甲子園でも選手が同じように戦えるようにしてあげたい」と難敵攻略による76年ぶりの聖地1勝を見据えた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月9日のニュース