広島　会沢、上本、野間ら先発出場　二塁を踏めない3安打零敗も、主力は調整着々

オープン戦   広島0ー4中日 （ 2024年3月8日    マツダ ）

＜広・中＞ベンチに戻り、床田（左）と話をする広島・会沢
Photo By スポニチ

　今春は広島の2軍キャンプで調整していた会沢、上本、野間が本拠地マツダスタジアムでの開幕オープン戦にそろって先発。打線は散発3安打、二塁さえ踏めない零敗を喫しても、主力勢は開幕に向けて一歩を踏み出した。

　会沢は、先発・床田をマスク越しに好リード。左腕のチェンジアップに「空振りが取れていたし、ツーシームとは違う、落ちる系の球なので使えると思う」と太鼓判を押す。

　打席では無安打でも「試合勘は大丈夫。ここから上げていくだけ」と開幕本番を見据えた。

　野間、上本の1・2番コンビも「H」ランプをともせないまま途中交代。前者は「まだ投手に対して見て振っている感覚。もう少し強く打ちにいけたら」、後者は「感覚は悪くないけど、練習から修正しないといけない」と表情を引き締めた。