東京六大学3冠王のJR東日本・栗林が公式戦デビュー 持ち味のフルスイング貫く

[ 2024年3月9日 15:29 ]

JABA東京スポニチ大会第1日Bブロック   JR東日本5―4JFE西日本 ( 2024年3月9日    等々力 )

<スポニチ大会 JFE西日本・JR東日本>8回、一邪飛に倒れるJR東日本・栗林(撮影・郡司 修)
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 慶大時代の昨秋、3冠王に輝いた期待の新人・栗林泰三外野手が代打で公式戦デビューを飾った。一邪飛にこそ倒れたがフルスイングの持ち味は発揮し「緊張とかもなく打席には立てた。次は勝利に貢献できるような結果を残したい」と充実した様子で振り返った。

 出番は8回先頭だった。「ファーストストライクは思いきり振ると決めていた」と1ボールからの2球目を空振りにこそなったが強振。その後のファウルでも強烈な打球を飛ばし、浜岡武明監督も「打席に立てば何かやってくれるという雰囲気を出してくれた。しっかり振るという彼の持ち味は出ていたと思う」と評価した。

 慶大へは1浪して進んでおり、「自分は2年目でプロへいけないと年齢的にも厳しい。なので1年目から本当に勝負なんです」と大会前に決意を語っていた栗林。「1年目から橋戸賞というかMVPを獲りたい」と掲げた目標も、自慢のフルスイングでつかんでみせる。

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