雨のち晴れ!中日・根尾は5回まで2失点 立ち上がり制球難も2回以降は無安打 開幕ローテ入りへアピール

[ 2024年3月9日 14:35 ]

オープン戦   中日-広島 ( 2024年3月9日    マツダ )

先発・根尾のピッチング (撮影・成瀬 徹)
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 初の開幕ローテーション入りを目指す中日の根尾昂投手(23)が広島とのオープン戦に先発。5回まで1安打2失点と試合をつくった。

 立ち上がりは先頭・野間を味方の失策で出塁を許すと、続く田村に右前打を浴び一、二塁。小園の犠飛で1死二、三塁にすると、シャイナ-の三ゴロの間に三塁走者・野間が生還。先制点を与えた。

 さらに続くレイノルズを四球で歩かせると、田中広への2球目が暴投となり、三塁走者・田村が生還した。田中広もストレートの四球で歩かせ、2死一、二塁とピンチを広げたが、最後は坂倉を見逃し三振に仕留め、しのいだ。カウントを悪くする場面が目立ち、初回だけで28球を費やした。

 それでも2回以降は修正能力の高さを披露。5回まで広島打線を無安打に抑え、許した走者は5回1死から野間の四球によるわずか1人だけだった。マウンド上で雨がぱらつく場面もあったが、5回には晴れ間がのぞくなど、広島の空も根尾の投球同様、雨のち晴れとなった。

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