日本通運、代打・田中のサヨナラ打で辛勝「ボクも4番を打ちたい」

[ 2024年3月9日 19:11 ]

第78回スポニチ大会第1日   日本通運5―4ニチダイ ( 2024年3月9日    等々力 )

<スポニチ大会 日本通運・ニチダイ>9回サヨナラ打を放ちナインから祝福される日本通運・田中(中央)=撮影・郡司 修
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 田中滉伸外野手(23)のバットがチームを救った。4―4の9回2死一、二塁に代打で登場すると、1―1からの直球を左翼線へサヨナラ二塁打。8回まで4失策と沈滞気味のチームが一気に沸き返った。

 「リラックスして打席に入れた。野球人生初のサヨナラ打なんでメチャクチャ気持ちいい」。中学・高校・大学を通じて初の劇打に興奮するヒーローに、沢村幸明監督(43)も「よく打ってくれた。反省がいろいろあるけど、きょう勝てたのは大きい」と胸をなで下ろした。

 昨年まで4番を務めた30歳の森松裕次郎選手が野球部を引退。「ボクも4番を打ちたいので、いいアピールになったと思います」と田中が笑った。

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