西武を後押し！特別ユニホーム　17年「炎獅子」は驚異の勝率・833　散髪・今井もキメてる姿で登場

西武がファッションショー形式で行った「ニューヨーカータータン　ユニホーム」発表会（球団提供）
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　BGMが鳴り響き、照明がランウェイを歩く選手たちを照らす。埼玉県所沢市内にある西武の室内練習場。9日に球界初となるド派手なファッションショー形式で期間限定ユニホームが発表された。

　7月5日から7日のロッテ3連戦（ベルーナドーム）で着用するユニホームは、ファッションブランド「NEWYORKER」とコラボレーションした「ニューヨーカータータン/ユニホーム」だ。「タータン」とは多色で構成された格子柄のファッション用語。今井はユニホームではなく同ブランドの洋服を着用して登場し「普段、こういう柄のシャツを着ない。これを機に着てみようかな」と目を輝かせた。

　西武は「ライオンズフェスティバルズ」と銘打ち、16年から夏場を特別ユニホームで戦ってきた。印象的だったのが17年の「炎獅子」ユニホーム。「炎の色の獅子」をテーマに燃えるような赤い色で、同ユニホームを着用した試合は59年ぶりの13連勝を含む20勝4敗を記録。勝率は驚異の・833だった。

　今井も今回のユニホームについて「格好いいですよね」気に入ったようで、17年の「炎獅子」ユニホームを思い出し「縁起のいいユニホームになっていければいい」と言葉に力を込める。9日は26歳の誕生日。数日前に長髪をさっぱり切り落とし、この日はプロがセットしてくれた髪形でランウェイを歩き「あんまり経験できないと思うので…」とうれしそうだった。（記者コラム・神田　佑）