ロッテ・大谷、プロ最速154キロ計測 「今の時期に出るのは自信に」ボーク絡みの失点は反省

[ 2024年2月18日 17:35 ]

<DeNA・ロ>7回から大谷(撮影・長久保 豊)
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 ロッテのドラフト2位・大谷輝龍投手(23=日本海・富山)はDeNAとの練習試合(宜野湾)に5番手で登板。15日のヤクルト戦(浦添)を上回るプロ最速154キロを計測するなど150キロ以上が全17球中3球あった。「真っ直ぐは前回より良かった。自分の真っ直ぐが投げられたと思うし、この時期に出るのは自信になります」とうなずいた。

 ただ反省点もあった。1死一、二塁から一度、セットポジションが崩れたため、球審からボークのコール。「セカンドのサインを見た後に捕手のサインを見る流れなんですけど、ちょっと先にセットに入っちゃって…。捕手がサインを出している時にセットを崩して、ボークになりました。細かいミスがあったので反省しないといけない」と神妙な表情だった。

 とはいえ吉井監督は最速159キロ右腕の潜在能力を改めて評価した。「このままいいリリーバーになるかもしれないけど、あの球を投げていたら先発をして欲しい思いもあるので、そこを考えながらやっていきます」と話すと「変化球はまだすっとこどっこいなのでこれから。追い込んでど真ん中に変化球を投げていてはプロでは通用しない」とさらなる成長を促していた。

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