「コ・ウソクの競争相手なのにどんどん目が行く」パドレス・松井裕樹を韓国メディアも絶賛「とても魅力」

[ 2024年2月18日 13:19 ]

パドレスの松井裕樹(AP)
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 パドレスの守護神候補として期待がかかる松井裕樹投手(28)を韓国メディアも「どんどん目が行く」と絶賛した。

 松井は16日(日本時間17日)にキャンプ初の実戦形式のライブBPに登板。通算313本塁打のマチャド、キム・ハソンら計682本塁打の主力5選手を相手に25球を投じ、被安打1で2三振も奪い、上々の初投げを見せた。

 韓国メディア「朝鮮日報」も「コ・ウソクの競争相手なのに、どんどん目が行く…この男、とても魅力がある」と松井のライブBPを報道。登板後、松井が「打者1人、1人を探して自分のボールがどうだったかについて詳しく聞いた。とてもきちんとした彼の姿にスーパースターたちも親切に答えてくれる姿が印象的だった」と記した。

 韓国プロ野球・LGツインズで守護神を務めたコ・ウソクも今季からパドレスに加入。同メディアは「コ・ウソクを応援するファンなら、松井の存在が気になる。韓国より投手水準が高い日本で膨大なキャリアを積み上げ、年俸もはるかに高いからだ」と松井の5年2800万ドルに対し、コ・ウソクの契約が2年450万ドルだったことを紹介し、「年俸だけを見ると、松井の抑えの可能性がより高いのが現実だ」とした。

 そして、松井について「実際に見ると、絶対憎めないキャラクターだ」とし、小柄ながら95マイル(約152キロ)を超す剛速球を投げると紹介し、ライブBPでも「完璧な制球を披露した」と絶賛した。

 また、野球の実力に加え「人間的な面も好評」と、キャンプ招集日に英語、スペイン語、韓国語でもあいさつし話題を集めたことや、キャンプ地でファンへ長時間にわたりサインをしていたこと、メディアの対応なども素晴しかったとし、礼儀正しく応じる姿に「あ、これでこの選手が最高の舞台に来られたんだな」という感じを与えたと賛辞を惜しまなかった。

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