西武新外国人 メジャー114発大砲アギラー「来日初実戦、初打席、初スイング」で左翼ポール直撃2ラン

[ 2024年2月18日 13:45 ]

<西武南郷キャンプ>紅白戦初回、2ランを放つアギラー(撮影・西尾 大助)
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 昨季4番を固定できず5位に終わったチームに、大きな新戦力が加わった。メジャー114発を誇る西武の新外国人、ヘスス・アギラー内野手(33=前ブレーブス傘下)が18日、宮崎・南郷キャンプの紅白戦で2ランを放った。チームの今季初実戦で、隅田を相手にいきなり力を証明した。

 白組の「4番・一塁」で出場し、初回2死三塁の「来日初打席」だった。低めの変化球などを見極め3球連続ボール。4球目を見逃した直後、5球目の内角球を「来日初スイング」し、左翼ポールに打球を直撃させた。チームは昨季、本塁打90、435得点はともにリーグワーストで、待望の右の大砲が加わった。

 ベネズエラ出身で体重125キロの重量級長距離打者。入団会見では「できるだけの数のホームランを打って、優勝に貢献したい」と語っていた。

 メジャーで5度の2桁本塁打をマークするなど、通算114本塁打、402打点の主砲。ブルワーズ時代の18年は前半戦で23発を放つなど、いずれも自身最多でナ・リーグ5位タイとなる35本塁打、同4位タイの108打点をマーク。同年は初めてオールスター戦に選出され、ホームランダービーにも出場している。

 ◇ヘスス・アギラ 1990年6月30日生まれ、ベネズエラ出身の33歳。07年にインディアンス(現ガーディアンズ)入りし、14年5月15日のブルージェイズ戦でメジャーデビュー。17年にブルワーズに移籍し133試合で16本塁打、52打点、打率・265でブレークし18年に35本塁打、108打点。19年途中にレイズに移籍し以降、マーリンズ、オリオールズなどを経て今季はアスレチックスでプレー。1メートル90、125キロ。右投げ右打ち。

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