東都3部・帝京平成大の期待のルーキー三塚武造が2安打1打点デビュー 名門・トヨタ自動車の兄を追う

[ 2024年2月18日 11:48 ]

練習試合   横浜商大6―3帝京平成大 ( 横浜商大G )

2安打デビューした帝京平成大の三塚(撮影・村井 樹)
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 東都大学野球リーグ3部の帝京平成大は17日、神奈川大学野球リーグの横浜商大と今季初の対外試合を行った。試合には敗れたが、期待の1年生・三塚武造内野手(1年=県岐阜商)が2打数2安打1打点と鮮烈デビュー。新たな一歩を踏み出し「プロや社会人でできる選手になりたい」と今後の目標を語った。

 自慢の打撃でいきなりみせた。一塁守備から途中出場すると、7回の初打席で中前打。続く8回2死一、二塁の第2打席でも右前適時打を放ち代走を送られて交代。「バットを折られてしまったので自分的にはそこまでです」と満足した様子は見せなかったが、昇格を目指すチームにとっては頼もしいルーキーが加わった。

 県岐阜商時代も打力を買われて下級生から主軸を担った。帝京平成大に進学先を決めた理由については「原(克隆)監督について行けば大丈夫だと思った」と三塚。「憧れ」と語るトヨタ自動車の兄・武蔵内野手も大学時代は原監督が当時指揮していた中部学院大(岐阜)で腕を磨いており、同じ指揮官の下で上のステージを目指すことを決めた。

 チームは現在3部に所属しているが、昇格を目指す戦力は整いつつある。「チームを1部まで昇格させる」と期待のルーキーは力強く言い切った。

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