巨人・中田 世界一の侍ジャパン祝福「栗山さんが喜んだ顔を久々に見れて凄く良かった」

[ 2023年3月22日 20:17 ]

オープン戦<巨・神>5回、中田翔は適時二塁打を放つ (撮影・西川祐介)
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 13、17年のWBCに出場した巨人の中田翔内野手(33)が22日、3大会ぶりの世界一に輝いた侍ジャパンを祝福した。「一番は栗山さんが喜んだ顔を久々に僕も見れましたし、凄く良かった」と日本ハム時代の恩師・栗山監督の笑顔を喜んだ中田。ナインの奮闘ぶりには「僕も興奮させてもらった。流石このメンバーだなと思います」と頬を緩ませた。

 日の丸の重責、主軸の重責を痛いほど分かるからこその言葉もあった。打撃不振に陥った村上について「気持ちは日の丸背負ったことある人間ならみんな分かるんじゃないですか。相当苦しかったと思います」。それでも、逆境を跳ね返し、準決勝では劇的なサヨナラ打、決勝で同点ソロを放った23歳に「最後ああいう形で跳ね返すって、凄いですよね。まだまだ若いけれども、凄い精神面がね、相当病んでたとは思うけどね、結果として残すというのはさすが」と称えた。

 「大勢も戸郷もいい投球してね、(岡本)和真も(大城)卓三も凄い頑張って、凄く良かったなと思います」と巨人勢の活躍にも笑顔。「相当なプレッシャーがみんなあったと思う。その中で世界一。本当にみんなが格好良く見えましたね」と話した。

 状態も上がってきた。この日は、阪神とのオープン戦に「4番・DH」で出場。試合前時点の打率は・172だったが、初回2死二塁で先制の左前適時打を放つと、2―1の5回2死三塁では右中間へ適時二塁打。3打席で2安打2打点1四球と全打席で出塁し、好機で勝負強さを見せた。

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2023年3月22日のニュース