彦根総合　初聖地で零敗に宮崎監督「もう一回来ないとあかんなと」夏こそ“北大津旋風”再現だ！

第95回選抜高校野球大会2回戦   彦根総合0―2光 （ 2023年3月22日    甲子園 ）

＜彦根総合・光＞初戦敗退を喫し、甲子園を引き上げる彦根総合・宮崎監督（右）（撮影・北條　貴史）
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　春夏通じて初出場の彦根総合（滋賀）は、相手先発の升田早人（3年）に3安打11奪三振に抑えられる零敗を喫した。

　5回1死無走者から友利瑞煕（2年）が右翼線への二塁打を放つも後続が凡退。6回2死一、二塁は4番・坂元幸大（3年）が投ゴロに倒れて好機を生かせなかった。

　宮崎裕也監督は「光の升田くんが凄くいい投手で何より捕手の配球が良かった。大振りが目立ったので、甲子園の雰囲気に飲まれたのかな…」と振り返った。

　指揮官は北大津（滋賀）を春夏計6度甲子園に導き、08年の選抜では筒香嘉智擁する横浜を倒すなど16強入りした名将。12年夏以来の聖地で白星はつかめず、「点を取れなかったら甲子園に来ていないのと一緒ですから。またもう一度甲子園に来て、絶対に点を取らないといけないと思いました」と夏のリベンジを誓った。