清原和博氏　息子の勇姿に「今日という日は忘れられない日になると思う」初安打には豪快ガッツポーズ

第95回選抜高校野球大会第4日・2回戦   慶応1－2仙台育英 （ 2023年3月21日    甲子園 ）

＜仙台育英・慶応＞8回2死一塁、勝児の惜しい左飛に立ち上がる清原氏（撮影・北條　貴史）
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　かつての自分も重ねながら、息子のプレーを目に焼き付けた。バックネット裏で観戦した清原氏は、勝児の聖地初安打の際は豪快なガッツポーズも披露。試合は敗れたが「（初安打は）一生の宝になる」と語り「両チームの戦いに感動しました。息子にとっても夢の甲子園の舞台でプレーすること、そしてそれを僕が…、本当に、そういうことを思うと感極まってきます」と言葉を詰まらせた。

　慶大でプレーする長男・正吾、そして自身に続き甲子園を経験した次男・勝児の存在に「やっぱり宝。2人の息子がいてくれたおかげで今、生きていられると思うし、息子の存在が勇気と希望を与えてくれている」と感謝する。高校時代に甲子園で歴代最多13本塁打をマークした“申し子”は「今日という日は忘れられない日になると思う」と感慨を込めた。