一人“7連覇” 幸運なプロ野球記者生活 目指すはV9超え

[ 2023年2月3日 09:35 ]

<ヤクルト浦添キャンプ>フリー打撃で快音を響かせる村上(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 2023年もプロ野球のキャンプがスタートした。記者はヤクルト担当3年目。過去2年は2年連続最下位からの連覇。今季は球団初のリーグ3連覇を目指すチームを追いかける。

 プロ野球担当は通算7年目だが、実は7連覇中だ。12~14、19、20年の巨人、21、22年のヤクルトといずれも優勝している。選手の中にも丸が広島で16~18年、巨人で19、20年と一人5連覇。巨人で19、20年、ヤクルトで21、22年と一人4連覇中の田口といるが、記者も記録を更新中だ。

 シーズン終盤になると毎年、優勝原稿の取材で時間に追われて四苦八苦。大変だが、なかなか優勝取材を経験できない記者もいる。他社の他球団担当から「来年、うちの担当になってくれよ」とお願いされたことも。本当に幸運な記者人生を送らせてもらっていると感じている。

 そして強いチームにはいつも中心となる選手がいた。12~14年の巨人には阿部や村田、長野、内海。19、20年の巨人には坂本、丸、菅野。21、22年のヤクルトには山田や村上が優勝の原動力になった。球界を代表する選手を取材できる幸運にも恵まれた代償なのか、最近気になりつつある頭皮と慢性的な腰痛が悩みだ。

 ここまで来たら、目指すはV9超え。ヤクルトの今季のスローガン「さあ、行こうか!」と奮い立たせてキャンプ取材に励みたい。(記者コラム・青森 正宣)

続きを表示

2023年2月3日のニュース