広島・田中　不振脱却へ「もうやるしかない」視察の鳥谷氏も熱視線

迎打撃コーチ（手前）の指導を受ける広島・田中（撮影・奥　調）
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　広島の日南キャンプ第1クール2日目の2日、ローテーションで打撃練習に汗を流す田中に、新井監督と視察に訪れた鳥谷敬氏（野球解説者）が熱視線を送った。終了後には約10分間にわたって3人で会話。助言を受けた田中は「もうやるしかない。まずは自分のことをしっかりやりたい」と言葉に力を込めた。

　田中が取り組んでいることを説明し、股関節の重要性を共有したという。合間には指揮官が身ぶり手ぶりで伝えるシーンも。ベテランは「ちゃんと話を聞いてもらえるし、僕の思いをくみ取ってもらって会話できるのはありがたい」と語った。

　「1番・遊撃」で3連覇に貢献しながら、以降は不振が続く33歳。新井監督は「今年に懸ける思いが伝わってくる。トリも“まだバリバリでできる年齢や”と言っていたし、僕も全然できると思う」と復活を期待した。