ドジャース1位、エンゼルス25位、球団の総合力が見えるファームシステムランキング

[ 2023年2月3日 11:47 ]

ドジャースタジアム
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のキース・ロー記者が2日(日本時間3日)30球団のファームシステムをランク付け。ドジャースを1位とした。

 ド軍はいつも上位だが、ドラフトが上手で良い国際選手も見つけてくるし、育成もすばらしいと絶賛している。指導が的確で、打者の適正に合わせてスイングの軌道を変えたり、一巡で指名した一塁手を二塁手にコンバートするなど思い切ったこともやっていると指摘する。ロー記者のトップ100プロスペクト(有望株)ランキングに8選手が入っているが、100位以降でも、良い選手が少なからずいるそうだ。例えばマイケル・グローブ投手(26)は今季昇格してメジャーのローテーションに加わるかもしれないが、彼ですらド軍のトップ10に入っていない。ド軍の後は2位ガーディアンズ、3位オリオールズ、4位ダイヤモンドバックス、5位レイズの順になっている。一方で同じロサンゼルスのエンゼルスは25位。21年はドラフトで全員投手を指名する奇策に出たが、今のところ成功の兆しは見えない。11巡で指名したチェース・シルセス(22)を去年5月にデビューさせ、大リーグ全体でも、21年のドラフト選手でメジャー昇格を果たした一番手となったが、結果は7試合に先発して28・2イニングを投げ1勝3敗、防御率6・59。それでも今現在エ軍が21年のドラフトで指名した選手の中で2番目に良い選手の評価になっている。

 17年から19年に獲得した選手についても、ドラフトからは特に成功した選手はいないし、100万ドル以上の契約金を払った国際選手も大谷翔平を除くと、活躍している選手はいない。ただ22年のドラフト一巡ザック・ネト遊撃手(21)は2Aで好成績だったし、去年トレードで獲得したローガン・オハピー捕手(22)も良い若手と評価している。

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2023年2月3日のニュース