ロッテ吉井監督“沢村劇場”を期待　3年ぶり復帰の右腕に「四球を出してドキドキさせるのも（笑）」

入団会見で握手する沢村（右）と吉井監督
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　ロッテは28日、米大リーグ、レッドソックスを自由契約となった沢村拓一投手（34）の獲得を発表。背番号は「54」に決定した。同日、ZOZOマリンでの入団会見に同席した吉井理人監督は「リリーフピッチャーとして活躍してほしい」と救援起用を示唆した。

　指揮官は3年ぶりに古巣復帰した右腕に「実力は分かっているので戦力としては心配していない。メジャーでの経験をマリーンズの若い選手に話してもらって。まあ沢村からしたら迷惑な話かもしれないけど、若手の面倒もしっかり見てほしい」と戦力としてだけでなく後輩たちへの“指導者”としても高い期待を寄せた。

　沢村の魅力については「前にマリーンズにいた時も感じていたんですけど、沢村が出てくると球場の雰囲気が変わるので、そういう場の雰囲気を変えられるもの。それと剛速球ですね。剛速球とフォークボールで三振が取れるっていうのはすごく良いです」と絶賛。その上で「あとは四球を出してドキドキさせるのも（笑い）」とリップサービスを交えマウンド上での“沢村劇場”を心待ちにした。