“源田先輩”見ててください!!　大分商コロナ禍で中止となった3年前の悔しさ晴らすぞ

センバツ出場36校決定

センバツ出場を喜ぶ大分商ナイン
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　源田先輩！センバツで旋風吹かせます。大分商の大道蓮主将は「出場が決まってホッとした。秋の九州大会はベスト4で悔しい思いをしたのでオフはパワーアップに取り組んだ」と戦力の底上げに胸を張った。

　週2回の筋力トレーニングを行った。大道は体重9キロ増の73キロ、右腕エースの児玉迅は9キロ増の72キロとし、1メートル82の4番、羽田野颯未は太もも80センチとはち切れるほどの破壊力を身につけた。

　現役では森下（広島）、川瀬、笠谷（ソフトバンク）らプロ野球界に多くのOBを輩出した歴史と伝統の力も大きい。野球部グラウンドに設置された4基の照明灯は西武・源田が寄贈。昨年12月15日には母校を訪れ「甲子園で頑張れ」とナインを激励してくれた。「照明があるので夜遅くまで打撃練習ができるようになった」と羽田野も感謝。OBの後押しを受け、出場を決めながらコロナ禍で中止となった3年前の悔しさも胸に1997年以来の春本番に挑む。（中島　泉）