仙台育英 合言葉は“2度目の初優勝” 夏春連覇へ最速146キロ右腕・高橋、湯田、仁田の3本柱が鍵

[ 2023年1月28日 05:00 ]

センバツ出場36校決定

センバツ出場が決まり、関係者にあいさつする仙台育英・須江監督(中央)(撮影・木村 揚輔) 
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 広島商、中京大中京、法政二、そして82年夏、83年春の池田以来となる史上5校の夏春連覇へ。仙台育英(宮城)の須江航監督は、宮城県大会&東北大会で激突したライバルとの縁を口にした。

 「私はレギュラーでなく記録員でしたが、高校3年になる22年前(01年)も東北と一緒に出場し、運もあって準優勝できた。うちの生徒たちも頑張ってくれて、22年前以上の成績を残してくれると思います」

 2度目の初優勝が合言葉だ。「夏春連覇の挑戦権は自分たちにしかない」。王者としての誇りを持つ一方で、現実も見つめる。「夏春連覇がどれほど大変かは重々承知している。追われる立場なんて思っていない。大阪桐蔭をはじめ、全国の強豪に負けないように追いかけていきたい」と強調した。

 全国制覇を経験した最速146キロ右腕・高橋煌稀、湯田統真、仁田陽翔(いずれも2年)の3本柱が鍵。指揮官は「レベルをもう一つ上がってほしい。4、5人目の投手がどうなるか」とチーム力の底上げに期待した。(横市 勇)

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2023年1月28日のニュース