ヤクルト・山下 プロ初登板初先発は中日・高橋宏と“ドラ1対決” 5回途中2失点で降板も初安打出た

[ 2022年9月22日 19:45 ]

セ・リーグ   ヤクルトー中日 ( 2022年9月22日    神宮 )

<ヤ・中>5回、A・マルティネスの先制打で大島(右)の生還を許し、プロ初失点を喫した山下(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 ヤクルトのドラフト1位ルーキー・山下輝投手(22=法大)が22日の中日戦(神宮)でプロ初登板初先発。4回まで無失点と粘りの投球を見せたが5回に2失点と崩れ途中降板。それでもバットでは3回の第1打席にプロ初安打を記録した。

 山下は2軍で6試合に登板し3勝0敗0セーブ。9月11日の巨人戦では7回3安打無失点と好投。無傷の3連勝を飾り、防御率1.59と抜群の安定感を誇った。

 そして迎えた待望の1軍デビュー戦は初回、岡林に初球の速球を中前へ弾き返され、続く大島にも左前打。いきなり無死一、二塁のピンチを迎えたが阿部を一ゴロ併殺打に打ち取り、A・マルティネスは遊ゴロに封じ無失点で切り抜けた。

 2回も2死二、三塁とピンチを背負うも、岡林を今度は一ゴロに抑え無失点。毎回走者を背負いながらも4回までスコアボードに「0」を並べたが5回に崩れ2失点。2死一、三塁からA・マルティネスに中前適時打を浴び先制を許すと、高橋周には適時二塁打を打たれ途中降板した。

 デビュー戦は4回2/3を94球、打者24人に対し被安打9、与四球3の2失点の内容。新人として13年4月3日の小川泰弘以来となる初登板初先発初勝利とはならなかったが、バットでは3回の第1打席にプロ初安打を記録。同じ“ドラ1対決”となった中日先発・高橋宏からチーム初安打となる二塁への内野安打を放った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月22日のニュース