巨人メルセデス 110日ぶり白星ならず 5回1失点好投も打線の援護なし 降板直後、2番手の平内が被弾

[ 2022年9月22日 19:52 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年9月22日    横浜 )

<D・巨>巨人先発のメルセデス(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28=ドミニカ共和国)がDeNA戦(横浜)に先発登板。5回4安打1失点と好投するも打線の援護なく、110日ぶりとなる今季6勝目を逃した。6月に区切りの来日30勝目へ王手をかけてから、これで11戦勝ちなしとなった。

 メルセデスは6月4日のロッテ戦(東京D)で8回途中1失点と好投して今季5勝目をマークしたが、これを最後に白星から遠ざかり、試合前まで10戦勝ちなし5連敗中。前回登板した10日の中日戦(東京D)では4回まで無失点に抑えたが、打線も相手先発左腕・小笠原に7回まで無得点に抑えられ、結局6回途中6安打2失点で降板して今季6敗目を喫していた。

 翌11日に一度出場選手登録抹消となり、この日の試合前に再登録されて中11日での先発マウンド。だが、初回いきなり失点した。1番・桑原に左翼線二塁打を打たれると、犠打などで2死三塁。ここで4番・牧にボール球のスライダーを中前適時打されて先制点を献上した。

 だが、2回以降は走者を出すも要所を抑えて無失点。4回、5回は2イニング連続で3者凡退に仕留めるなどテンポのいい投球を続けた。しかし、味方打線は相手先発左腕・石田の前に6回まで散発3安打無得点。最大のチャンスだった3回の2死満塁では4番・中田が中飛に倒れた。

 メルセデスは5回まで87球を投げ切り、1失点で降板。0―1のまま迎えた6回のマウンドには2番手右腕・平内が上がったが、1死から宮崎に右翼ポール際へ13号ソロを被弾し、2点差に広がっている。

 メルセデスの投球内容は5回で打者21人に対して87球を投げ、4安打1失点。5三振を奪い、与えた四球は2つ、直球のMAXは145キロだった。

 ▼メルセデス 初回に失点してしまいましたが、引きずらずに集中して試合をつくっていこうと気持ち切り替えていきました。5回まででしたがしっかりと自分のピッチングが出来たと思います。

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2022年9月22日のニュース