【ソフトバンク・東浜データ】外野飛球は過去最少の1、甲子園V投手では4人目

パ・リーグ   ソフトバンク2ー0西武 （ 2022年5月11日    ペイペイD ）

＜ソ・西＞ソフトバンク先発の東浜（撮影・中村　達也）
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　【東浜データ】

　○…東浜（ソ）がノーヒットノーランを達成。4月10日オリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗（ロ）以来プロ野球84人目、95度目。沖縄県出身者では初の快挙。チームでは43年5月26日大和戦の別所昭（20歳7カ月＝当時南海）、19年9月6日ロッテ戦の千賀（26歳7カ月）に次ぎ3人目で、31歳10カ月は最年長。投球内容を見ると打者27人、97球。打者27人での達成は前記の佐々木朗以来、100球未満は06年9月16日阪神戦の山本昌（中＝97球）以来。この日は外野飛球が柘植の中飛だけ。外野飛球1は前記別所ら5人の2を下回る最少と外野に打球を飛ばさせなかった。なお、捕手の甲斐は千賀に続き東浜ともノーヒットノーラン。パの捕手で2度以上のノーヒットノーランは和田博実（西鉄）の4度を筆頭に5人目でチーム初。

　○…東浜は沖縄尚学のエースとして08年センバツで優勝。甲子園で優勝投手となり、プロでノーヒットノーランを達成したのは真田重蔵（重男、40年夏海草中→48年大陽・52年阪神）、中山義朗（54年夏中京商→64年中日）、八木沢荘六（62年春作新学院→73年ロッテ）に次ぎ4人目。

　○…この日はMLB（現地時間20日）でもエンゼルスのデトマーズが、レイズ戦でノーヒットノーランを達成。日米で同日ノーヒッターは、史上2度目となった。前回は50年8月21日で、日本では国鉄（現ヤクルト）の金田正一が［中日］戦で無四球10奪三振の完全試合を達成。MLBではホワイトソックスの右腕ボブ・キーガンが、セネターズとのダブルヘッダー第2試合（現地同20日）で2四球、1三振でノーヒットノーランを達成した。