楽天　連勝11でストップ…チャンスで走塁死　石井監督は「采配ミス」

パ・リーグ   楽天1―3ロッテ （ 2022年5月11日    楽天生命 ）

厳しい表情でグラウンドを見つめる石井監督（左）と楽天ナイン（撮影・長久保　豊）
Photo By スポニチ

　楽天は毎回のように走者を出しながら拙攻が響いて連勝は11で止まった。石井監督が悔やんだのは0―0の3回2死一、三塁。打席は主砲の浅村だったが一塁走者の山崎が2球目に二盗に失敗した。

　山崎は今季失敗なくチームトップの9盗塁だったが「僕の方から（盗塁を走者の判断に委ねる）グリーンライトでサインを出した。あそこは浅村に任せる場面だった。僕の采配ミス。チームに迷惑をかけた」と振り返った。直後の4回に先発・藤井が3失点。指揮官は「引きずることはない。目の前の試合を攻撃的に戦っていく」と切り替えていた。

　≪1試合で盗塁死と走塁死は今季2度目≫楽天は3回に山崎が二盗に失敗すると、5回には黒川が本塁上でアウト。楽天が1試合で盗塁死と走塁死の両方を記録するのは4月21日の日本ハム戦（盗塁死＝西川、走塁死＝浅村）以来今季2度目となった。これで、今季の盗塁死は13、走塁死は15となった。