巨人・菅野 中12日の復帰戦も開始4球で先制許す 打ち取った当たりが二塁打になる不運

[ 2022年5月12日 18:32 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年5月12日    横浜 )

<D・巨>初回、楠本に先制適時二塁打を打たれる菅野(撮影・沢田 明徳)
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 巨人のエース、菅野智之投手(32)がDeNA戦(横浜)に先発登板。開始からわずか4球で先制を許し、苦しいスタートとなった。

 初回、1番・桑原への初球は外角へのスライダー。桑原がバットの先で当てて高々と打ち上がった飛球は、左翼方向への平凡なフライとなった。だが、左翼は守備に不安のあるウォーカー。遊撃を守る中山は雨の中で必死に飛球を追ったが、ボールは無情にも中山のグラブをかすめて左前に弾む二塁打となった。

 すると、2番・関根は2球目で送りバント成功。3番・楠本は菅野が投げた初球カットボールを右翼フェンス直撃の二塁打とし、試合開始からわずか4球で先制された。

 菅野は前回登板した4月29日の阪神戦(東京D)で右肘の違和感により今季最短となる3回3安打2失点で降板。翌30日に登録抹消となったが、この日の試合前に再登録され、中12日でのマウンドとなっている。

 なお、1死二塁とピンチが続いたその後は4番・牧を中飛、5番・ソトを空振り三振に仕留めてそれ以上の得点は許さず。それでも先制を許し、渋い表情でベンチに戻る菅野だった。

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