巨人 連敗が5でストップ! エース菅野が復帰戦で6回1失点 ポランコ&岡本和2者連発 中田も1打点

[ 2022年5月12日 21:10 ]

セ・リーグ   巨人4―1DeNA ( 2022年5月12日    横浜 )

<D・巨>6回、ピンチで藤田を空振り三振に仕留め、雄叫びをあげる先発の菅野菅野(撮影・河野 光希)
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 巨人は右肘違和感から復帰戦となったエース菅野の6回1失点好投でDeNAを下し、今季のワースト連敗を5でストップ。今月2勝目を挙げ、貯金4とした。中日が敗れたため3位に浮上している。

 0―1で迎えた3回、ポランコの左越え6号ソロで追いつくと、主砲の岡本和が2者連続アーチとなる12号ソロを左中間スタンドへ叩き込んで勝ち越し。1点リードのまま迎えた8回には2番手左腕・エスコバーから中田の右犠飛と大城の左前適時打で2点を加えて突き放した。

 投げては右肘違和感による登録抹消から復帰し、中12日でのマウンドとなった菅野が試合前から降り続く雨と味方の守備の乱れにも粘りの投球。6回で8三振を奪い、5安打1失点の好投で4月22日の中日戦(バンテリンD)以来20日ぶり、リーグトップタイとなる今季4勝目(3敗)をマークした。リリーフ陣も今村、デラロサ、大勢が無失点リレー。ドラフト1位守護神の大勢は両リーグトップの今季13セーブ目をマークした。大勢は前回登板した8日のヤクルト戦(東京D)では今季初めてセーブに失敗してプロ初黒星を喫していたが、悪い流れを引きずることはなかった。

 巨人は4月末から菅野、坂本、吉川と投打の主力に負傷離脱が続出。菅野離脱時には首位だったが、ゴールデンウイークは1勝8敗で試合がなかった前日11日に4位に転落し、今季初の5連敗を喫して最大11あった貯金が3に減っていた。

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