日本ハム・伊藤 淡々と7回無失点 3勝目に「ゼロを続けることができて良かった」

[ 2022年4月28日 22:54 ]

パ・リーグ   日本ハム6ー2オリックス ( 2022年4月28日    東京D )

<日・オ>6回、ロジンが舞う伊藤(撮影・西尾 大助)    
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 落ち着き払った投球でチームの連敗を4で止めた。先発の伊藤は序盤からテンポのいい投球を徹底し、今季最長の7回を投げ、5安打無失点。3連勝での3勝目に「ここ何登板か、ピリッとした投球ができていなかったので、ゼロを続けることができて良かったかなと思います」とさわやかに笑った。

 危なげなく回を重ねた。初回、12球でオリックス打線を3者凡退に封じると、直後に味方が先制。最速148キロ直球にスライダー、カットボール、フォークなど多彩な変化球を駆使して、相手に的を絞らせない。ピンチを迎えても、マウンド上で激しく感情を表に出すことはなく、ひたすら淡々と投げ続けた。打線の手厚い援護を受け、無失点のままリリーフ陣にバトンを渡した。

 試合後のお立ち台には同じ北海道出身で、1学年上の今川とともに上がった。「同期で先輩の今川さんが打ってくれて、何とかゼロで帰ってこようという気持ちで頑張りました。(お立ち台には)いつか上がりたいねという話をしていたので、今日ここでできて本当に良かったと思います」と笑顔だった。

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