広島“悪夢の8回” 中崎、島内ら9失点大炎上で痛恨逆転負け…通算4500勝お預け

[ 2022年4月28日 21:45 ]

セ・リーグ   広島5ー9ヤクルト ( 2022年4月28日    マツダ )

<広・ヤ>8回1死満塁、村上に同点となる2点適時打を打たれた中崎 (撮影・奥 調)
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 広島は、28日のヤクルト戦(マツダ)でまさかの逆転負けを喫し、球団通算4500勝はまたもお預けとなった。

 打線は0ー0で迎えた4回、無死一塁で坂倉が先発・高橋から右中間へ今季2号2ラン。幸先よく先制した。

 先発の九里は粘り強い投球でヤクルト打線を7回3安打無失点に抑え、勝ち投手の権利を得て降板。必勝救援陣に後を託した。

 しかし、その救援陣が大誤算。8回から登板した2番手・中崎が1死無走者から3者連続四球で満塁とされ、村上に中前2点適時打を浴び同点とされたところで降板。1死一、二塁で登板した3番手・島内も制球が乱れ塩見を四球で1死満塁、長岡に押し出し四球で逆転を許し、続くオスナには中前2点適時打されるなど、この回だけで大量9点を失い、九里の勝ち星を消してしまった。

 2-9の8回、反撃したい打線は無死から4連打などで3点を返し意地を見せたが、ここまでだった。

 広島は自慢の勝ちパターン継投が崩壊。ショックを引きずる痛い連敗となった。

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