【カブス誠也一問一答】マルチ安打で勝利貢献 「いろんな課題出てくる 毎日が勉強」

[ 2022年4月28日 13:33 ]

第3打席に今季5度目のマルチ安打をマークしたカブス・鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(27)は27日(日本時間28日)、敵地トゥルイスト・パークでのブレーブス戦に「2番・右翼」で先発出場。第2打席では適時二塁打、第3打席では右前打を放ち、今季5度目のマルチ安打をマークした。

 この日は5打数2安打1二塁打1打点1三振で、今季成績は打率・333、4本塁打、14打点。試合は、延長戦でカブスが6―3でブレーブスに勝利し、連敗がストップした。

 鈴木の第2打席は1点リードの3回、無死二塁。先発右腕・モートンの投球をとらえ、左翼フェンス直撃の適時二塁打をマーク。24日(同25日)のパイレーツ戦以来、2試合ぶりに快音を響かせた。また、打点を記録したのは3試合ぶりとなった。第3打席は、3-0で迎えた4回。2死一塁の場面で、2番手・右腕チャベスの投じたシンカーを右前に運び、今季5度目のマルチ安打を記録した。一塁にいたホーナーが果敢に三塁まで駆け抜けるも、間に合わずタッチアウト。チャンス拡大とはならなかった。第1打席は見逃し三振。第4打席は、4番手左腕・ミンターの前に右飛、第5打席は抑えの右腕ジャンセンに対し一飛だった。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――今季初の延長戦に勝った。
 「まあ一戦一戦っていうところで。ここから負けが続かないように、きょうの試合で勢いをつけて頑張りたいなと思います」

 ――5打席に立ち、好投手、クローザーとの対戦もあった。
 「毎日が勉強ですし、いろんなピッチャーと当たって、いろんな課題っていうのがたくさん出てくる。いい勉強だと思って打席に立っていますね」

 ――2打席目は10球粘った末、もう少しで本塁打の打球だった。
 「いろんな球を想定しながら打席に入っていたので。あまり自分の中で強く振れたっていう感じではなかったですけど、いい角度で入ってくれたので、あそこまで打球が飛んだのかなと思います」

 ――アウェーの球場で注意している面は。
 「球場の大きさも全然違いますし、フェンスでも本当の壁だったり金網だったりって種類がいろいろ変わったりする。跳ね方も全然違いますし、毎日来たときはある程度確認しています。それでもなかなか実際の打球に飛んできて壁に当たるとまた変わった打球がいくんで、難しいなとは思いますけど、そこの距離感だったりっていうのはある程度頭に入れて守備に入っていますね」

 ――2番であれだけの球数を投げさせれば、それだけでチームに貢献しているのでは。
 「前に飛ばないだけなんで、ちょっとあれですけど。球数をしっかり投げさせれれば相手もだんだん疲れてくるとは思いますし。前に飛ばしたいですけどね」

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