西武・与座 急きょ登板も今季初勝利!「まっすぐでしっかり押せたところが収穫点になった」

[ 2022年4月28日 21:50 ]

パ・リーグ   西武4ー2ソフトバンク ( 2022年4月28日    ペイペイD )

ヒーローインタビューでポーズを取る與座(撮影・中村達也)
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 西武は先発のスミスが右脇上部の違和感で2回途中緊急降板するアクシデントがあったが、山川の2戦連発となる8号3ランなどで逃げ切り勝利。2連勝で3位に浮上した。

 来日初登板初先発となった19日のロッテ戦で7回無安打投球を披露して初勝利した先発のスミス。しかし3―0の2回1死一、三塁のピンチを招くと今宮に中前適時打を浴びて1点を失う。続く甲斐に四球を与えるとタイムを取って豊田投手コーチがマウンドへ。右脇上部に違和感を覚えたスミスはそのままベンチに下がり、1回1/3、3安打1失点で緊急降板となった。

 急きょマウンドに上がった2番手の与座は「タイムを取ったところから準備しました」とブルペンで5~6球だけ投げてマウンドへ上がったと明かした。監督・コーチからは「思いっきりいけ」という言葉をもらったといい、1死満塁のピンチを無失点に抑えてみせた。「一人一人、1球1球を全力で投げるつもりで投げました」と振り返り、「(周りから)“ナイスピッチ”と言ってもらえて、ベンチも凄く盛り上がっていたので良かったかなと思います」と語り、3回2/3、5安打1失点で今季初勝利をマークした。

 緊急登板ながらも収穫点があったという。「まっすぐでしっかり押せたところが収穫点になったと思います。まだまだ課題は多いですけど、機会をもらえたらしっかり投げれるように頑張って投げたいと思います」と今後へ意気込んだ。

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