元DeNAの寺田光輝さん 東海大医学部編入試験合格を報告 19年戦力外後1年半で吉報

[ 2021年7月17日 19:32 ]

DeNA時代の寺田光輝さん
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 元DeNAの寺田光輝さん(29)が17日、自身のツイッターを更新し、東海大医学部編入試験に合格したことを報告した。

 寺田さんは「東海大学医学部編入試験に合格できました!ほとんどの方に直接連絡できていない状況ですが、取り急ぎ報告とさせていただきます」と記し、1年半取り組んだ成果を報告した。

 寺田さんは筑波大から独立リーグのBC・石川を経て17年ドラフト6位で指名されDeNAに入団。だが、1軍登板はなく、19年オフに戦力外通告を受けた。

 寺田さんは伊勢市内で病院を開業している実父の長男として誕生。地元・三重県の進学校・伊勢高から国立の三重大教育学部に進んだが、入学から2カ月で休学。「医学部を受験し直そうと思った」。スーパーの総菜売り場と、回転寿司チェーン「スシロー」でバイトをしながら受験勉強に打ち込んでいたが、野球への思いが再燃し、志望校を筑波大に切り替えて、体育専門学部に合格したという経緯があった。

 今年の6月には1次試験受験、7月3日には1次試験の合格を報告するとともに「筆記は一次で終わりですが、二次試験に向けて引き続きいい準備ができるようにします」としていた。

 スポーツ界からの医学部進学は、順天堂大医学部に入学した元ラグビー日本代表・福岡堅樹さん(28)、独協医大医学部の18年世界選手権女子78キロ超級金メダリストの朝比奈沙羅さん(24)らがいる。

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2021年7月17日のニュース