阪神・スアレス　待望の球宴初セーブに「みんながいい仕事。モチベーションにもなった」

マイナビオールスターゲーム2021第1戦   全セ5－4全パ （ 2021年7月16日    メットライフD ）

＜全パ・全セ（1）＞全パに勝利し中村（左）と握手をかわすスアレス（撮影・白鳥　佳樹）
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　抜群の安定感で強力打線をねじ伏せた。阪神・スアレスがセ界の守護神として、1点リードの9回から登板。先頭の甲斐をわずか1球で二ゴロに抑えたが、続く中村奨には左前打を浴びた。それでも動じない。1死一塁から小深田を外角160キロで遊ゴロ。最後は荻野も159キロで二ゴロに仕留め、接戦を締めた。

　「セーブチャンスを与えてくれて、生かせたので。勝ててうれしい。彼（ビエイラ）も含めて、みんながいい仕事をしたし、モチベーションにもなった」

　セーブ王の実力を誇示した。移籍1年目の昨季は最多セーブの初タイトルを奪取。今季も前半戦で2位に7セーブ差を付ける25セーブでリーグトップに君臨する。来日6年目で初の球宴で、待望の初セーブ。「いいシーズンと思えるような活躍をみんなでしたい」。夢舞台で、後半戦への大きな弾みをつけた。