巨人・ウィーラーが元本拠地で2安打マークし躍動 仙台は「思い出深い街」

[ 2021年7月17日 21:54 ]

マイナビオールスターゲーム2021   全セ3―4全パ ( 2021年7月17日    楽天生命パーク )

<全パ・全セ>4回無死、ウィーラーは二塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 球宴初出場となった巨人のゼラス・ウィーラー内野手(34)が2安打を放ち、古巣・楽天の本拠地でファンを沸かせた。

 「3番・一塁」でスタメン出場。初回2死に宮城から中前打、4回先頭では、松本からもう少しでフェンスオーバーという左越え二塁打を放ちマルチ安打をマークし「積極的にいこうと思って打席に立った。非常にいい経験ができた週末になりました。いろんな人と交流できたし楽しかったです」と振り返った。

 6回には元同僚の則本昂と対決。全4球直球勝負に対し、最後は154キロに空振り三振に倒れるも、左手を挙げて笑顔でアイコンタクトした。前日に2人で会話を交わしたといい「真っすぐ来るのは分かってて自分も打ちにいったけどいいピッチャーなので力で抑えられた」と笑顔で話した。

 楽天には約5年間在籍。明るいキャラクターで仙台のファンに愛された助っ人は「日本でのキャリアをこの仙台で始めましたし、いい思い出がたくさんある、思い出深い街です」と思いも語った。

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