西武・呉念庭 初球宴に笑顔 台湾の両親に好プレー届ける

[ 2021年7月5日 16:00 ]

 「マイナビオールスターゲーム2021」(16日・メットライフドーム、17日・楽天生命パーク)の監督推薦による出場選手が発表され、西武からは今井達也投手、松本航投手、呉念庭内野手の3人が選出された。ともに初出場。

 第1戦は西武の本拠地での開催。リーグトップの得点圏打率・417をマークしている呉念庭は「ライオンズファンもたくさん来られると思いますが、自分が持っているものを全て出して、笑顔で元気な姿を見せられるように。そしてテレビを通じて台湾にもたくさんファンがいるので、そこに元気な姿で頑張っていきたい」と笑顔で話した。

 今季の成績は「今年はできすぎて、自分でもびっくりするくらい。こわいです」と呉念庭。球宴ではオリックス・吉田正に「同学年、同じ左バッター。三振しないコツをちょっと教えてもらいたいです」という。

 台湾代表チームはコロナ禍の影響で五輪予選の出場を辞退。呉念庭も五輪出場の夢はかなわなかった。一方で球宴に出場。台湾では「たぶんオールスターも放送されていると思います。両親も?はい、見てくれると思います」と海の向こうに好プレーを届ける。

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2021年7月5日のニュース