中日 打線改造効いた! 三ツ俣7年ぶり弾&ビシエド同点弾で執念の今季11度目ドロー

[ 2021年7月5日 05:30 ]

セ・リーグ   中日3―3ヤクルト ( 2021年7月4日    バンテリンD )

<中・ヤ>6回無死、三ツ俣は右越えソロホームランを放ち、ベンチのナインとグータッチ(撮影・椎名 航)
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 中日はリーグ最多11度目の引き分けで最悪の結果だけは免れた。3番・大島、7番・高橋周はともに今季初の打順。5連敗からの脱出を狙った打線改造を与田監督は「降格とかでなく、今の状態に合った場所を探そうという考え」と説明した。

 中盤までは劣勢。0―2の6回、三ツ俣が右翼ポール際へ運び、反撃へ転じた。「スタンドまで届けーと思いながら走りました」。14年9月21日の阪神戦以来、7年ぶり。日数にすれば、2478日ぶりの通算2号だ。ビシエドが呼応し、8回無死一塁から右越えに13号2ランを放ち、追いついた。

 自力優勝の可能性は残ったが、最下位・広島とは2・5ゲーム差。指揮官はあす6日からの9連戦へ「一つでも多く勝っていく。その意識を持って戦う」と決意を込めた。(桜井 克也)

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2021年7月5日のニュース