巨人「マイナス0・5ゲーム差」首位ならず　14安打も3併殺、得点わずか2で接戦落とす

セ・リーグ   巨人2―3DeNA （ 2021年7月4日    神宮 ）

＜D・巨＞5回途中でマウンドを降りる高橋（中央）からボールを桑田投手チーフコーチ補佐（撮影・森沢　裕）
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　巨人は6イニングで得点圏に走者を進めたが、スクイズとソロの2得点にとどまり、接戦を落とした。相手を上回る14安打も3併殺で、原監督は「2点しか取れなかったというところ」と端的に総括。今季12試合目でDeNAに初黒星を喫した。

　3回1死一、三塁では三塁走者のウィーラーが、坂本の三ゴロの間に本塁を狙ったが憤死。8回1死一、三塁では梶谷が見逃し三振を喫し、一塁を飛び出していた広岡が挟殺となった。指揮官は「ベンチも含めてコーチャーが、的確にいいアドバイスをしておけば、もう少し良かったかもしれない」と振り返った。デーゲームで阪神が敗れていたため、勝利すれば「マイナス0・5ゲーム差」で首位浮上だったが、1・5ゲーム差のまま2位。前半戦残り8試合で、4月1日以来の返り咲きを目指す。

　▼巨人・高橋（4回2/3を2失点で今季3敗目）本塁打で逆転を許し、全体的にリズムの悪い投球で攻撃への流れをつくれなかった。反省して次に生かしたい。