楽天 ロッテの猛追振り切る ルーキー早川 7回途中降板も 救援陣踏ん張り単独トップ6勝目

[ 2021年5月23日 17:22 ]

パ・リーグ   楽天6-5ロッテ ( 2021年5月23日    ZOZOマリン )

<ロ・楽12>楽天先発の早川(撮影・沢田 明徳)
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 楽天のドラフト1位ルーキー・早川隆久投手(22)が23日、ZOZOZマリンでのロッテ戦に先発。7回途中8安打5失点の内容だった。チームはロッテに猛追されながらも6-5で勝利。早川は単独トップの6勝目をマークした。

 千葉出身の早川にとっては凱旋登板ともなったが、イニング途中で降板。勝ったとは言え、「6回以降もしっかり投げたかった。野手の先輩方が点とってくれたので思い切っていったが失点につながってしまった。次回以降頑張りたいと思います」と満足はしていなかった。

 早川は3回、マーティンに同点の適時打を許すと、4回は角中に左越え適時二塁打を浴びて勝ち越しを許した。それでも、1点を追う6回1死満塁から、こちらも早大OBの茂木が右中間へ逆転適時二塁打を放って小島を引きずり下ろした。さらに続くディクソンが左越え3ランを放った。

 援護をもらった早川だったが7回、マーティンに右翼屋根直撃の特大2ランを浴びて1点差に迫られ降板。2番手・安楽、3番手・宋、守護神・松井がリレーして1点リードを守り抜き、早川は6勝目を手にした。

 ロッテの先発は早大2年先輩でもある小島和哉投手(24)で、先輩後輩対決も実現した。小島は2回、太田に左中間へ適時二塁打されて先制を許すも、打線が援護。だが、6回、茂木に逆転適時二塁打を許し、5回1/3を5失点で降板した。9回は2

 早大では、ロッテ中村の1年下に茂木。さらに茂木が4年時に小島が1年。小島が4年時、早川が2年という関係性。

 特に小島と早川は同じ左腕とあって小島がアドバイスを送ることも多かったという。ともに4年時にはエースながら主将を務めるなど共通点も多く、「師弟対決」となったが痛み分けとなった。

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