今季初先発の中日・桂が光った 2勝目を挙げた福谷を好リード「緩急をうまく使えた感じ」

[ 2021年5月23日 20:40 ]

セ・リーグ   中日4-1巨人 ( 2021年5月23日    バンテリンD )

<中・巨(11)>今季初先発で好リードを見せた中日・桂(左、右は柳)

 中日・桂依央利捕手(29)が今季初のスタメンマスクで存在感を発揮した。先発・福谷を6回1失点と好リードし、勝利に貢献。「投げるボールが良かったので、今日は緩急をうまく使えた感じはありました」と控え目に勝利の味をかみしめた。

 昨年の最終戦、11月11日広島戦(マツダ)以来のスタメンマスク。初回を3者連続三振で立ち上がると、2回無死一塁からは一走・岡本の盗塁を阻止し、福谷にリズムをもたらした。以降も学年は1つ上ながら、同じ1991年生まれの福谷との呼吸はピッタリだった。

 与田監督も「素晴らしかった。毎日必死になって練習している姿を見ている。決して福谷も万全でなかったはずだが、何とかアイツもリードで助けた。本当、良く頑張った」と評価。2勝目を手にした福谷も「依央利に受けてもらうのは久しぶり。自分がどうしたいというより任せる。依央利がやりたいようにやったら変わるからと言っていた」と笑顔だった。

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2021年5月23日のニュース