大谷翔平 復調へ弾み 快足も見せた “右前”二塁打&中越えフェンス直撃適時三塁打 

[ 2021年5月23日 13:43 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアスレチックス ( 2021年5月23日    アナハイム )

8回に適時三塁打を放つ大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は22日(日本時間23日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・DH」で先発。6回に10打席ぶりの安打を放つなど4打数2安打1打点だった。チームは2-6でアスレチックスに敗れ、3連敗を喫した。

 初回の第1打席は空振り三振。3回の第2打席は3球目に甘く入ったチェンジアップを強振したが惜しくもファウルで、結果は空振り三振だった。

 6回の第3打席では10打席ぶりの安打となる「右前」二塁打。内角直球に詰まり、バットを折りながらもしぶとく二遊間を抜いた。右中間へ打球が転々とする間、大谷は一塁に到達すると、一気にギアを上げて二塁へ滑り込んで二塁打とした。到達

 さらに、5点を追う8回2死一塁、アスレチックスの先発右腕・バシットが投じたカーブにタイミングを外されながらも、打球は中越えフェンス直撃の当たりとなった。15号まではあと一歩だったが、大谷は俊足を飛ばし、適時三塁打とした。

 バシットの過去の対戦成績は12打数1安打ながら19年6月3日の対戦で本塁打を放っている。

 本塁打王争いはブレーブスのアクーニャが15本塁打を放ち、両リーグ単独トップに立った。ア・リーグではレンジャーズのガルシアと大谷が14本塁打でトップに並んでいる。再び両リーグトップに並ぶ15本塁打に期待が集まる。

 大谷は前日のアスレチックス戦で3打数無安打に終わり、2試合連続無安打となった。今季通算打撃成績は42試合164打数43安打、6盗塁14本塁打、打率・262。

 また、試合前のオンライン会見でジョー・マドン監督は大谷の次戦先発について「現状で金曜日を予定している」と説明。前回登板から中8日で28日(同29日)の敵地でのアスレチックス戦の予定とした。

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