マー君 元同僚・美馬と初投げ合い7回1失点も…楽天首位陥落

[ 2021年5月23日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天1―3ロッテ ( 2021年5月22日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>6回2死一塁、角中を一塁ゴロに取りグラブを叩く田中将(撮影・長久保 豊)
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 楽天13年日本一の立役者の投げ合いは両者譲らず、互いに7回1失点で勝敗は付かなかった。「いい投手なのは間違いないので、ロースコアになったのはそういうところ」と楽天・田中将。ロッテ・美馬は「一応年上なので、先に降りないようにと思っていた」と振り返った。

 2人が同じマウンドに立つのは13年11月3日、日本一を決めた日本シリーズ第7戦以来。当時は美馬が先発し6回無失点、田中将は9回を封じた。違うのは敵味方に分かれたこと。「調子は良くなかったが、そういう中で踏ん張れた」という田中将はプレートを踏む位置をわずかに真ん中寄りにずらし、左右と高低の幅を駆使した。

 2人の降板後に試合は動き、8回に2番手・福山が2被弾し敗戦。田中将の力投は生かせず、首位から1週間ぶりに陥落した。(後藤 茂樹)

 ▼楽天・福山(20日に開幕からの連続無失点が14試合で止まり、この日は2被弾で2戦連続黒星)次、頑張ります。

 ▼楽天・石井監督 福山は引き続きチームが勝つために大事な投手。体調を整えてまた明日から頑張ってほしい。

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