中日、0―5から反撃も1点及ばず　与田監督、采配不発に「あと1本というところ」今季最多タイの借金7

セ・リーグ   中日4ー5巨人 （ 2021年5月22日    バンテリンD ）

＜中・巨＞巨人に敗れガックリと頭を下げる中日・与田監督（左）（撮影・椎名　航）
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　0―5からの反撃は1点届かず、中日・与田監督は「負ける時はそうですが、あと1本というところ」と首をひねった。

　4―5の9回1死三塁。大島が左腕・高梨に空振り三振に倒れ、京田には右の代打・武田を送った。右腕・鍵谷への継投に対してベンチに残っていた打率.300の左の井領を起用せず、武田は初球フォークを中飛。前夜に2三振だった井領との状態も比較して武田に託した策は功を奏せず、「選手を信頼して出している。武田に限らず、他の選手もそう」と振り返った。

　接戦を落とし、借金7は今季最多タイ。11試合ぶり複数安打で3打点を記録したビシエドの復調気配とチーム全体の粘りの姿勢が救いだった。（桜井　克也）